大人気漫画を原作にしたアニメ『薬屋のひとりごと』。
2025年1月にスタートした第2期は、3月で第1クールが終了し、4月からはいよいよ第2クールに突入しました!
後宮を舞台に、主人公・猫猫(マオマオ)が次々と難事件を解き明かす本作。新たな展開が始まる第2クールでは、オープニング&エンディング主題歌が一新され、映像も大きく変化しています。
そして今回、“後宮で飼われている・毛毛(マオマオ)”がオープニング映像に登場するのも、密かな見どころのひとつ。
一瞬の登場ながら、ファンの間では「かわいい!」「見逃せない」と話題になっています。
この記事では、第2クールの見どころ、新主題歌の情報、毛毛が登場するOP映像の注目カットなど、気になるポイントをわかりやすくまとめてご紹介します!
★
第2クールの放送スケジュールと基本情報
アニメ『薬屋のひとりごと』第2期の第2クールは、2025年4月から放送スタートしました。
前クール(第1クール)は2025年1月から3月まで全12話で構成されており、第2クールはその続きにあたります。
放送局や配信プラットフォームも引き続き、全国ネットおよび各種配信サービスで視聴可能です(放送局の最新情報は公式サイトやX(旧Twitter)で随時チェックを)。
▼アニメ公式サイト

▼公式X(旧Twitter)
『薬屋のひとりごと』ってどんな物語?
『薬屋のひとりごと』は、架空の中華風の帝国を舞台にした後宮ミステリー。
主人公は、薬に詳しい少女・猫猫(マオマオ)。誘拐されて後宮に下女として売られた彼女は、鋭い観察眼と知識を活かし、次々と起こる不思議な事件や陰謀の謎を解き明かしていきます。
冷静沈着な猫猫と、美貌の宦官・壬氏(ジンシ)の軽妙なやりとりも人気の一因です。
第1期から第2期へ、物語はどう進んできた?
-
第1期(2023年〜2024年)では、猫猫が後宮で起きる事件を解決しながら、徐々に壬氏との距離を縮めていく様子が描かれました。
-
第2期の第1クール(2025年1月〜3月)では、後宮の外の世界にも舞台が広がり、医術や毒に関わる事件、壬氏の過去や正体にまつわる伏線も動き始めています。
そして今、第2クールでは後宮の外での出来事や、壬氏との関係に変化の兆しも──?
後宮の外へと舞台が広がる中で、猫猫の鋭い推理が試される新たな事件や、複雑に絡み合う人間模様と謎が描かれていく展開に注目です。
▼TVアニメ『薬屋のひとりごと』第2期 第2クールPV
★
新オープニング・エンディング主題歌に注目!
『薬屋のひとりごと』第2期第2クールの放送に合わせて、オープニングおよびエンディング主題歌が新しくなりました。
アニメの雰囲気を一新し、視聴者の心に残る楽曲が登場しています。今回は、新主題歌のアーティスト情報や、SNSでの反響、そして楽曲が映像とともに与える作品の雰囲気の変化についてご紹介します。
オープニング主題歌・エンディング主題歌のアーティスト情報と曲名
-
オープニング主題歌:『クスシキ』
アーティストは、Mrs. GREEN APPLE。作詞:大森元貴
作曲:大森元貴
編曲:久保田真悟(Jazzin’park), 大森元貴彼らの力強くも繊細な歌声が、これから始まるワクワク感とミステリー感を引き立てます。
そのメロディラインが、猫猫(マオマオ)と壬氏(ジンシ)の成長や関係の変化を予感させるような楽曲です。
▼ノンクレジットオープニング映像 | Mrs. GREEN APPLE「クスシキ」
-
エンディング主題歌:『ひとりごと』
アーティストはOmoinotake。作詞:福島智朗
作曲:藤井怜央
編曲:Omoinotake ,Shingo.S
美しいバラードで、物語の静けさと重みを表現しています。
エンディングのシーンにぴったりの、心に残る旋律が印象的で、観終わった後の余韻を深く感じさせてくれます。
▼ノンクレジットエンディング│ Omoinotake「ひとりごと」
SNSでの反響・ファンの声
新しい主題歌が公開されると、SNSでは早速反響が巻き起こりました。
特に注目を集めているのは、オープニング曲の軽快さや力強さとメロディの美しさ。ファンからは「歌詞が猫猫の心情をうまく表現している」「映像と音楽の調和が素晴らしい」「キャッチーで爽快感のあるメロディ惹き込まれる」との声が多く見られました。
また、エンディング曲については「感動的で涙が出そうになった」「物語の余韻を大切にしている」「3人娘が過ごしている風景と歌詞があいまって 言葉に出来ない感情が込み上げてきた」といった感想が。
どちらの楽曲も、視聴者に深い印象を残し、アニメの新しい雰囲気を作り上げています。
曲と映像がもたらす作品の雰囲気の変化
新しいオープニングとエンディング主題歌は、映像とともに作品の雰囲気を一層引き立てています。
オープニングでは、物語の伏線や、後宮内外で繰り広げられるドラマが感じられるような躍動感あふれるシーンが続きます。一方で、エンディングでは、物語の中での静けさや深い感情を引き出すような美しい演出がされており、視聴後に余韻が残ります。
特に、曲のメロディラインがシーンにマッチしている点が魅力的で、視覚と聴覚の両方で物語の世界に没入できる感覚が強化されました。
★
OP映像の見どころ|毛毛(マオマオ)が登場するシーンにも注目
2025年4月からスタートしたアニメ『薬屋のひとりごと』第2期・第2クールのオープニング映像は、美しく繊細なアニメーションと共に、物語の世界観やキャラクターの魅力がぎゅっと詰まった内容になっています。
その中で、ファンの間でひそかに話題になっているのが、後宮で飼われている毛毛(マオマオ)の登場シーンです。
一瞬だけど見逃せない!毛毛の登場シーンはここ
毛毛が登場するのは、動画の0:22あたり。
座って顔を洗っているしぐさが、狐のお面のうしろに描かれています。
猫が顔をあらうのは
- きれい好きな性格
- リラックスしているとき
- 食後の汚れを落とすため
- おなかがいっぱいになったことを示している
- 気持ちの切り替え
と、所説あります。この場合は、どの理由なのでしょうね・・・
次に登場するのは、動画の0:30あたり。
首根っこ掴まれています。
何かいたずらしたのかな?猫猫地面につっぷしていますし・・・
その次に登場するのは、動画の1:30あたり。
医局にて、後宮の医官の虞淵(グエン)、通称“やぶ”の膝の上にちょこんと座っています。
演出としての意味は?猫猫の日常をさりげなく描写
このシーンは、本編の推理パートとは違う、猫猫の素顔や日常の一端を映す演出として挿入されているように感じられます。
事件や謎解きの緊張感とは対照的に、猫猫がいかにみんなに愛されているかを表しているようにも捉えられます。
また、毛毛が物語の伏線の重要はキーとなっていることを暗示させます。
毛毛(マオマオ)ってどんな猫?猫猫との関係は?
毛毛は、後宮の医局で飼っている三毛猫。
猫猫が世話をしたおかげで、後宮で飼うことができるようになり、主上から「医局のネズミ捕り”盗賊改(とうぞくあらため)”、”毛毛(マオマオ)”」という名を賜りました。
漫画では、サンデーGX版8巻第31話で初登場。アニメでは、第2期第1話(25話)に登場しました。
▼マンガ第31話32話の詳細はこちら
▼アニメ25話の詳細はこちら
物語大切な伏線を担っているものの、こうしたさりげない演出が、作品に奥行きとやさしさを与えているのかもしれません。
★
OP映像から今後の展開を予想(ネタバレかも?!)
OP映像に登場するイラストから、今後の物語の展開を予想してみました。
狐のお面
随所に出てくる狐のお面。
これは、猫猫が子翠と翆苓に連れられてきたとある場所のお祭りで使うもの。
漫画サンデーGX版では、16巻63話,65話と17巻66話に登場します。
稲穂
動画の0:49あたりに描かれています。
狐のお面と大いに関係がある稲穂。飛蝗(ばった)を鎮めるためのお祭りに使うのが狐のお面。
そして、稲穂の育ち具合を見て、猫猫はとある秘密に気づきます。
漫画サンデーGX版では、16巻65話、17巻67話に登場します。
長い付け爪
動画の0:50あたりに描かれています。
楼蘭妃が母親である神美の付け爪を抜き取り、自分の指にはめ、壬氏の頬を・・・
漫画サンデーGX版では、19巻第81話に登場します。
漢羅漢と漢羅半
動画の1:15あたりに登場します。
軍を率いる二人。
なぜ軍が?なぜ二人が?
漫画サンデーGX版では、17巻第69話、18巻第71話に登場します。
第2クールでは、どこまで描かれる?
第2期の第1クールは、漫画サンデーGX版では、8巻31話から13巻53話までの内容が描かれました。約5巻分の内容が含まれていることになります。
第2クールは14巻第54話「湯殿」から始まっています。とすると、19巻第81話「悪女」までの内容まで進むかもしれません。
★
『薬屋のひとりごと』をもっと楽しむためのリンク集(内部リンク)
『薬屋のひとりごと』のアニメや原作をさらに楽しむための関連コンテンツをまとめました。
これから放送が進む第2クールや、登場キャラクター、原作漫画の詳細について知りたい方は、ぜひ以下のリンクもチェックしてみてください!
- 登場人物の名前の読み方
すんなり読める名前もあれば、読みづらい名前もありますね。
こちらで解説しています。
- なぜマンガは2種類ある?
なぜか2種類のマンガがあります。
小説からの作品展開を含めて解説しています。
- アニメ1期の内容をおさらい
アニメ1期は小説や漫画のどこまでの内容が含まれているのか?
こちらで解説しています。
- 第2期は漫画のどこまで放送されるかを予想
第1期放送1周年の際に、2期の描かれる範囲を予想していました。
第2クールのOP映像が解禁になった今、外れているような気もしますが、よろしければご覧ください。
- 毛毛が再び登場する重要なシーンを紹介
毛毛がキーポイントになっているシーンがもう1つあります。
PVを見ると第2クールでこのシーンが描かれる可能性が高いと思われます。
★
『薬屋のひとりごと』第2期・第2クールの注目ポイントまとめ
2025年4月から第2クールが放送開始。舞台は後宮の外へ広がり、猫猫と壬氏の関係にも変化の兆しが。
●主題歌が一新、作品の雰囲気も一変
Mrs. GREEN APPLEとOmoinotakeによる新主題歌が、物語の世界観をより深く印象づけています。
●OP映像の細かな演出にも注目
後宮の猫・毛毛(マオマオ)など、さりげない登場シーンが話題に。今後の伏線を感じさせる描写も多数。
アニメ『薬屋のひとりごと』第2期・第2クールがついに始動。物語は後宮の外へと広がり、登場人物の関係性や新たな事件の展開に目が離せません。主題歌やOP映像の細かな演出にも、物語を深く楽しむヒントが詰まっています。ファンならずとも注目のシーズンです。
▼『薬屋のひとりごと』書籍&ブルーレイ情報
サンデーGX版
ビッグガンガン版
アニメ1期
コメント