クリスマスが近づいてきました。
クリスマスのイラストが描かれている絵本を眺めているだけで、ワクワクしてきます。
絵本を読んだらなおのこと!
この時期に手に取りたい絵本を選んでみました。
ももちゃんとじゃまじゃまねことクリスマス (作)にわ
あらすじやみどころ
「いつもももちゃんばっかりたのしそう」
「きょうこそじゃましてやるにゃー!」
クリスマスの日、ももちゃんが楽しそうなのが「ずるい」と感じた猫たちが、パーティーを邪魔しようとなにやら悪だくみをしています。
その行動がユーモラスで、読者も猫たちのやり取りに引き込まれます。
本を振って、揺らして、脅かして・・・仕掛けあり。
親子で遊んで楽しめる参加型絵本。
書籍情報
- 出版社 : マイクロマガジン社
- 発売日 : 2017/11/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 38ページ
- ISBN-10 : 4896376773
- ISBN-13 : 978-4896376777
- 寸法 : 21 x 21 x 0.8 cm
作者「にわ」さんのプロフィール
にわさんは長野県生まれのクリエイター。
女子美術短期大学卒。広告会社にてグラフィックデザイナー・アートディレクターを経て日常で使えるモノづくりと創作活動を展開。
気がついたら人生の大半を猫とともに暮らし、猫好きな一面が作品にも反映されています。
最近は猫そのものだけでなく字面すら可愛いと思うほど。
座右の銘を『No cat, No life.』と掲げるほどの猫愛好家です
ノンタン! サンタクロースだよ (ノンタン あそぼうよ7) キヨノサチコ
あらすじやみどころ
ノンタンたちは、サンタクロースがプレゼントを届けに来てくれるのを楽しみにしています。
「サンタさん、来てくれるかな?」とワクワクしながら、良い子にして過ごすノンタンたち。
ところが、クリスマスの夜、ノンタンはなかなか眠れずに、自分のサンタさんを捜しに出掛けます。
雪原で眠ってしまった疲れ果てたノンタン。そこにサンタクロースがやってきて・・・でもその正体にはちょっとした秘密が…?
クリスマスの朝、枕元に置かれたプレゼントを見てノンタンたちは大喜び!
キヨノサチコさんによる人気絵本シリーズ「ノンタン」の1冊。
クリスマスの特別なお話で、ノンタンと仲間たちがサンタクロースを迎える楽しいストーリー。
ノンタンたちが「いい子にしていたらサンタさんが来るよ!」とワクワクしながら準備をしている様子が描かれていて、小さなお子さんへの読み聞かせにもぴったり。
カラフルでかわいいイラストが印象的で、クリスマス気分を盛り上げてくれることでしょう。
tempoが幼いころに何度も読んだし、自分の子にも何度もよみきかせしたな~
書籍情報
- 出版社 : 偕成社 (1978/11/1)
- 発売日 : 1978/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 32ページ
- ISBN-10 : 4032170703
- ISBN-13 : 978-4032170702
作者「キヨノサチコ」さんのプロフィール
キヨノサチコ(清野幸子)さんは、日本の絵本作家で、特に『ノンタン』シリーズの作者として広く知られています。
1947年6月13日、東京都生まれ。
女子美術大学付属高等学校を卒業後、美術の専門教育を受ける。その後、絵本作家、イラストレーターとして活躍。
代表作は『ノンタン』シリーズ(1976年に第1作が刊行)。
2008年6月19日、61歳で逝去。
- キヨノさんは、自身の子どものために『ノンタン』を描き始めたと言われています。
- 子どもたちが共感できるようなキャラクターやストーリーを作ることを大切にしていたそうです。
- 作品を通じて、子どもたちに優しさや思いやりを伝えたいという思いが込められています。
『ノンタン』シリーズについて
1976年に最初の絵本が出版された『ノンタン』は、白いネコのノンタンを主人公にした絵本シリーズ。
シンプルでカラフルなイラストと楽しいリズム感のある文章が特徴で、乳幼児を中心に絶大な人気を誇っています。
本シリーズは、子どもたちの成長を見守るような温かみのある内容が多く、累計発行部数は2000万部を超えると言われています。
- 対象年齢: 主に乳幼児~幼児向け
- 内容: 遊び、マナー、生活習慣などをテーマにした短いストーリー
- イラスト: カラフルで親しみやすい
- リズム感: 読み聞かせに最適なリズミカルな文章
シリーズは現在も新しい世代に読み継がれており、親子で楽しむ絵本として根強い人気があります。
『サンタクロースのしろいねこ』&『クリスマスのこねこたち』 スー ステイントン (著),アン モーティマー (イラスト),まえざわあきえ (翻訳)
『サンタクロースのしろいねこ』あらすじ
宝石のように美しい緑の眼をした、雪のように白い猫スノウ。
ある年のクリスマスイブ、サンタさんのそりから落ちて迷子になってしまい…?
猫を描く現代画家の中でも、最も優れた一人と評される、アン・モーティマーの絵が宝物にしたいほど美しい、今年最高のクリスマス絵本!
『サンタクロースのしろいねこ』書籍情報
- 出版社 : 徳間書店 (2003/10/1)
- 発売日 : 2003/10/1
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 1ページ
- ISBN-10 : 4198617570
- ISBN-13 : 978-4198617578
『クリスマスのこねこたち』あらすじ
世界のいちばん北にある、サンタさんのちいさな家の洋服だんすの中で、3匹の子猫が生まれました。
1匹は白く、あとの2匹はこげ茶色をしています。
真冬のある日、白い子猫は、初めて階段を下りて、1階の部屋に行ってみました。
ごちそうがならんだキッチン、クリスマスツリーの飾られた部屋…でも、サンタさんはどこにもいません。
いったいどこに行ったのでしょう?
美しいクリスマス絵本と評判の『サンタクロースのしろいねこ』の続編です。
『クリスマスのこねこたち』書籍情報
- 出版社 : 徳間書店 (2011/9/16)
- 発売日 : 2011/9/16
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 1ページ
- ISBN-10 : 4198632596
- ISBN-13 : 978-4198632595
- 寸法 : 19.8 x 0.9 x 28.8 cm
著者「スー・ステイントン」さんのプロフィール
スー・ステイントン(Sue Stainton)は、イギリス出身の児童書作家で、絵本やファンタジーの物語を手掛けています。
彼女の作品は、温かみのあるストーリーや美しいイラストで知られており、特に動物をテーマにした絵本で多くの読者に親しまれています。
現在も執筆活動を続けており、家族と共にイギリスで暮らしています。
代表作
- I Love Cats
- Santa’s Snow Cat
イラストレーターとしてタッグを組むことが多い作家として、アン・モーティマー(Anne Mortimer)が挙げられます。
イラスト「アン・モーティマー」さんのプロフィール
アン・モーティマー(Anne Mortimer)は、イギリス出身の著名なイラストレーターで、特に動物や自然を描いた絵本で広く知られています。彼女のイラストは、精緻で写実的なスタイルが特徴で、特に猫や鳥、植物などを細密画のように美しく描く技術が高く評価されています。
主な活動と特徴
- アン・モーティマーは、多くの児童書や絵本のイラストを手掛けており、その中でも猫を主役にした作品が特に有名です。
- 彼女の作品は写実的でありながら温かみを持ち、動物の持つ可愛らしさや個性を丁寧に表現しています。
- 水彩画を主な技法とし、自然のディテールを繊細に描写することに長けています。
主な作品
- Santa’s Snow Cat
- I Love Cats
- A Pussycat’s Christmas
アン・モーティマーの作品は、動物好きの読者をはじめ、幅広い年齢層に愛されています。自然界の美しさを祝福するような彼女のイラストは、絵本のみならず、ポストカードやカレンダーなどにも使用されています。
彼女は現在も活動を続けており、自然や動物に触れる日々を楽しみながら、読者に感動を届ける作品を描き続けています。
「スー・ステイントン」さんと「アン・モーティマー」さんは素敵な相棒同士なのですね!
どれも素敵な作品です。
ぜひ原作でも楽しみたいものです。
翻訳「まえざわあきえ」さんのプロフィール
まえざわあきえ(前沢明枝)は、米国ウェスタンミシガン大学在学中、英米児童文学の授業で『Ira Sleeps Over』(『アイラのおとまり』)に出会います。子どものときにこの絵本を読んだクラスメートたちが、大人になってもアイラを愛してやまない様子を目の当たりにし、絵本の力をあらためて知ったそうです。帰国後は、海外の絵本・児童書の紹介、翻訳に力を注がれています。
柔らかく親しみやすい翻訳スタイルが特徴で、子どもたちに読みやすく、物語の世界観を忠実に伝えることで評価されています。
翻訳した主な作品
- 『クリスマスのこねこたち』
- 『アイラのおとまり』
- 『まほうのよるに はじめてサンタのそりをひいたトナカイのおはなし』
おまけの1冊は・・・『ねこさん家族のクリスマス』!
あらすじ・みどころ
クリスマスまでの12日間をねこさんかぞくと一緒に楽しむアドベントカレンダー形式のしかけ絵本。
各ページには144ものフラップが仕掛けられており、キッチン、ツリーのオーナメント、村の家々などを探検しながら、クリスマスの準備が進む様子が描かれています。
また、ねずみさんかぞくのサイドストーリーも登場し、さらなる楽しみが増すことでしょう。
書籍情報
- 出版社 : ブロンズ新社
- 発売日 : 2023/10/5
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 24ページ
- ISBN-10 : 4893097180
- ISBN-13 : 978-4893097187
- 寸法 : 20.8 x 1.8 x 28.5 cm
▼2作目『ねこさんかぞくのミュージアム』の紹介記事内でも触れています。
作者「ルーシー・ブラウンリッジ」さんのプロフィール
ルーシー・ブラウンリッジ (Lucy Brownridge)は、絵本作家でありライターです。
教育や児童向け書籍を中心に執筆活動を行っており、子どもたちが楽しみながら学べる作品作りを心がけておられるそうです。
イラスト「ソ・ウニョン」さんのプロフィール
ソ・ウニョン (So Unyong)は、韓国出身のイラストレーターで、明るく温かみのある作風が特徴です。主に児童書や絵本の挿絵を手がけており、そのビジュアルスタイルは大人から子どもまで幅広い層に人気があります。
彼女の絵は、物語をより魅力的にする細やかなディテールと色彩で高く評価されているそうです。
翻訳者「石津ちひろ」さんのプロフィール
石津ちひろは、1953年生まれ、愛媛県出身の詩人・絵本作家・翻訳家です。早稲田大学文学部フランス文学科を卒業後、フランスで3年間滞在し、詩や絵本を手掛けるようになりました。
絵本『なぞなぞのたび』ではボローニャ児童図書展絵本賞を受賞し、翻訳家としても『リサとガスパール』シリーズなどの作品を手掛けています。
絵本の制作に携わったそれぞれの才能が組み合わさり、読者に温かいクリスマスの物語を届けているのですね!
まとめ
●親子で絵本タイム 読み聞かせでより楽しい
●絵本効果でクリスマスへのワクワク度アップ
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