『ねこは まいにち いそがしい』ジョー・ウィリアムソン (著), いちだいづみ (翻訳) 猫の一日をユーモラスに描いた一冊

絵本
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天真爛漫な表情をした猫が箱の中に入っている・・・ねこあるある・・・

ねこはいそがしい?
寝てばかりいるようにみえるのに?
なにをしているの?

さあ、ページをめくってねこのようすをみてみましょう。

あらすじ ※ネタバレ注意※

ねこはまいにちいそがしい (出典:Amazon

朝、家族を起こす。その起こし方は・・・?

家族が出掛けたら家の周りの見張り。

郵便物が届いたらくまなくチェック、箱の中に入って点検もするよ。

おばあちゃんの編み物をお手伝い。でもおばあちゃんは喜んでいる?

宿題も手伝ってあげる!

あのひとたち、ぼくがいないとだめなんだ

夜寝るときも大切な仕事があるよ、それはね・・・

猫のおかげでぐっすり眠れていい夢がみられるかも?!

ぼくは、ねこ。まいにちとってもいそがしい。あさからばんまでかぞくのために、いろんなことをしてあげてる。うちのかぞくは、ぼくがいないとだめなんだ。ぼくはいろんなしごとがとってもじょうず! あさはやく、かぞくをおこして、いえのそとをみはって、だれかがきたらあいさつをして、ゆうびんをしらべて、おばあちゃんのあみもののおてつだいをして…! かぞくをおてつだいするねこの、にゃんともすてきな、いそがしいいちにち!

出典:Amazon

 

どの表情もどの仕草も愛らしい。

猫の習性を見事に描き切っています。

 

おすすめポイント 3点 読み聞かせにもぴったり

おすすめポイントはいくつもありますが、3点あげました。

猫の大活躍が生き生きと描かれている

猫を見ていると寝てばかりで暇そうなのに、案外忙しいんですよということが描かれています。

朝家族を起こすときの起こし方、家の外の見張り方(ニャルソックともいいます!)、おばあちゃんの編み物のお手伝いの仕方、夜の寝かしつけ方法・・・

猫飼いさんなら思わず「あるある~」とうなづくことでしょう

何度も読み聞かせをせがまれる

猫の動きやそのときの表情・・・特にどや顔!・・・そのコミカルさといったら!

何度読んでもおもしろおかしい。

子ども達のおもしろスイッチがオンになります。

何度も何度も飽きることなく読み聞かせをせがまれることでしょう。

寝る前に読むと優しい気持ちになる

眠る前の読み聞かせ。

猫の行動に大笑い。

絵本の中で家族が眠るころ、絵本を読んでいる私たちもほっこり

素敵な夢へと誘ってくれることでしょう。

手に取ったみなさんの感想は? Xの投稿から

『ねこはまいにちいそがしい』を読んだみなさんはどのような感想をもたれているのでしょう?

Xの投稿から抜粋しました。

翻訳者のいちだいすみさん!猫飼いさんだったのですね。

どこの国でも猫は猫。

我が家の猫も「まいにちいそがしい」と申しております・・・

書籍情報 著者・翻訳者など

著者や翻訳者、出版情報についてまとめました。

著者 “ジョー ウィリアムソン”さんについて

ロンドンでファッションデザイナーとして働く。その後、イラストレーターになることを志し、ケンブリッジ・スクール・オブ・アートの大学院で、絵本のイラストレーションを学ぶ。2014年に卒業後、絵本を書きはじめ、本書がデビュー作となる。イングランド南東部の港町、ヘースティングズにあるアトリエで創作活動をしている。

その他著書に「しあわせな いぬに なるには: にんげんには ないしょだよ! 」がある。

翻訳者 “いちだいづみ”さんについて

お茶の水女子大学卒。主な訳書に「サンタさんはどうやってえんとつをおりるの?」「銀のらせんをたどれば」(徳間書店)、「ボーンシェイカー」(早川書房)、「木でできた海」「ずっとお城で暮らしてる」(以上東京創元社)など。

出版情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 徳間書店
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/8/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 大型本 ‏ : ‎ 32ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4198646503
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4198646509
  • 寸法 ‏ : ‎ 27 x 1 x 26.6 cm

まとめ

● ねこのいちにちが猫目線でユーモラスに描かれている
● 猫飼いさんなら「あるある~」とおもしろさ倍増
● 親子での読み聞かせにもぴったり

ユーモラスな絵柄とリズミカルな言葉が心地よい1冊。

ぜひページをめくってみて、ねこのいちにちを体感してみましょう。

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