毎年4/23~5/12は「こどもの読書週間」だそうです。
ねこ好きさんにおすすめ、親子で読みたい”猫が主役”の絵本を、tempo目線で3作品選んでみました。
こどもの読書週間2024 年代別 tempoが選ぶ、猫が主役の絵本
猫が主役の絵本はたくさんあります。
全てを読んでいるわけではありませんが、tempoが出会った絵本の中でのおすすめ本を3冊ご紹介します。
『ノンタンぶらんこのせて』 ~幼稚園児の頃が一番楽しい!
のんたん、ちっともぶらんこ変わってくれない。
「10まで数えたらね」
え?のんたん、10まで数えられないの?
お友達と楽しく遊ぶためにルールを守る大切さ
困ったときは助けを求めることの大切さ
そんなこんなが伝わるといいな~。
みんなは一度は読んだことがあるノンタン。
tempo自身もたくさん読んでもらったし、何度も何度も読み聞かせもした本です。
『100万回生きたねこ』 ~幼稚園児から大人まで 何度読んでもいつ読んでも心打たれます
100万回死んで、100万回生きたねこ
100万人の人がそのねこをかわいがり、ねこが死んだとき悲しみましたが、そのねこは1回もなきませんでした。
100万1回目。ねこはこころから大切に思う存在ができます。その存在が死を迎えたとき、その猫は泣きました。
そしてそのねこは、その後これまでのように生きたでしょうか?それとも・・・?
大ベストセラーの絵本。
知らない人はいないのではないでしょうか?
生を全うするということ。
その重みを感じ取れることでしょう。
tempoが子どもの頃はよくわかっていなかったけれど、心には残っていました。
大人になって、読むたびに、抱く想いが変わります。
『ねこはるすばん』 ~1歳ころから大人まで 親子で読みたい、お膝で読みたい
人間でかけた
猫は留守番
寝てばかりだと思うなよ
著者の発想の豊かさに驚きつつ、留守番しているねこの世界にひきずりこまれていきます。
テンポのいい言葉、細部まで描き込まれた絵。
じーっと絵をみながら、時には見比べながら、じっくり楽しみたい絵本です。
tempoが大人になってからであった本。
読み聞かせするたびに、新たな発見があります。
こどもの読書週間とは? 概要等をまとめてみました
ところで「こどもの読書週間」とは?
調べてみました。
「こどもの読書週間」概要・説明
「こどもたちにもっと本を、こどもたちにもっと本を読む場所を」という願いから制定されました。もともとは、5月5日の「こどもの日」を中心とした2週間(5月1日~14日)でしたが、「子ども読書年」である2000年から、現在の4月23日(世界図書の日・子ども読書の日)~5月12日に変更されました。
もっと詳しく
読書推進運動協議会のwebサイトによると、このように記載されています。
1959年(昭和34年)にはじまった、「こどもの読書週間」。
第1回は、日本書籍出版協会児童書部会が中心となって開催した「こども読書週間」(4月27日~5月10日)です。この年は、ポスターではなくしおりを作成し、東京都内の書店やデパートで配布したと記録されています。1959年11月に読進協が発足したので、翌1960年の第2回より、読書推進運動協議会が主催団体となり、名称を「こどもの読書週間」、期間を5月1日~14日(こどもの日を含む2週間)と定めました。
よく、「『こどもの読書週間』の『こども』はなぜ、『子ども』ではないのですか?」とのお問い合わせをいただきますが、これは、「こどもの日」に名称をあわせたからです。
「こどもの読書週間」は2000年の「子ども読書年」を機に、現在の4月23日~5月12日の約3週間に期間を延長しました。4月から5月にかけては、「国際子どもの本の日(4月2日)」「サン・ジョルディの日(4月23日)」などの記念日・関連イベントも多く、また、2001年12月に公布・施行の「子ども読書活動推進法」により4月23日が「子ども読書の日」となった影響もあって、「こどもの読書週間」は年々大きな盛りあがりをみせています。
この週間は、学校や図書館、書店などでさまざまな読書イベントやキャンペーンが行われ、子供たちが本に触れ、読書習慣を身につける機会となっています。読書週間は、子どもたちが想像力を広げ、知識を増やし、言語能力を向上させるのに役立つ素晴らしい機会だと思います。
その他、標語やポスター募集もあるのだとか。
2024年(第66回)の標語は、
だそうです。
この標語、言い得て妙だわ~!
制定機関
制定しているのは、社団法人読書推進運動協議会。
いろんな機関があるんですね。
初めて知りました。
4月~5月は記念日がたくさん
4月から5月にかけては、本にや子どもに関する記念日が多いようです。
国際子どもの本の日
1966年、IBBYの創設者イェラ・レップマン(Jella Lepman)は、世界中で子どもの本を通しての国際理解を深めるために、記念日をつくろうと提案しました。翌1967年には、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの誕生日である4月2日が「国際子どもの本の日(International Children’s Book Day)」に制定され、以来、毎年各国で、お祝いや、子どもの本に対する一般の関心を呼び起こすための特別な催事が行われています。
1969年からは、IBBYに加盟する各国が順番にこの日に合わせてメッセージとポスターを作製し、世界中の子どもたちへ発信しています。
どれも国際色豊かなポスターばかり!
見ているだけで楽しいです。
「子どもの本を通して国際理解を深め、世界に平和を」というIBBYの理念に基づき、多様な背景をもつ人々の相互理解を促し、どんな子どもたちにとっても平和な未来の実現を目指している団体。
サン・ジョルディの日
伝説の騎士、サン・ジョルディを愛の守護聖人としてたたえるスペイン・カタルーニャ地方の伝説に基づく記念日。サン・ジョルディが殉教したとされる4月23日と、文豪として名高いセルヴァンテス、シェークスピアの命日が結びつき、この日に本と花を贈り、愛する気持ちを伝え合うようになりました。
日本書店商業組合連合会「本屋さんへ行こう!」
日本書店商業組合連合会(略称=日書連)は、1945(昭和20)年12月17日に「日本出版物小売統制組合全国連合会」(略称=全連)として創立され、70余年の歴史を持つ国内唯一の新刊書店の全国連合会。
- 「全国書店新聞」(月2回刊)の発行
- 読書推進に関する行事の主催・後援・協力
- 小売書店の実態調査並びに研究等
- 他事業者団体との連絡協調
- その他目的達成に必要な事業
2024年、4/22~ 5/13の期間中に本を購入すると、図書カードが当たる!というキャンペーンが開催されているそうです。
本をご購入のお客様に配布する「名画しおり」のQRコード®から応募サイトにアクセス!
抽選で1,700名様に「図書カードギフト」が当たります。
10,000円分の高額賞品も100名様分ご用意しました。
他にも賞品盛りだくさんの今年のキャンペーンに、ぜひ奮ってご応募ください!
あら、これはうれしい!
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子ども読書の日
子どもの読書活動は、子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものです。
国民の間に広く子どもの読書活動についての関心と理解を深めるとともに、子どもが積極的に読書活動を行う意欲を高めるため、「子どもの読書活動の推進に関する法律」(平成13年法律第154号)により、制定されました。
この日、文部科学省による「子どもの読書活動優秀実践校」表彰等が行われるほか、国や地方公共団体において、子ども読書の日の趣旨にふさわしい事業が行われています。
子ども読書の情報館(文部科学省)
まとめ
「こどもの読書週間」を通じて、本が好き!読書が好き!と思う子どもが増えるといいなと思っています。
だって、こんなにもたくさんの絵本が存在し、その絵本を広げるたびにその絵本の中の世界を楽しめるのですもの。
猫好きさんにはたまらない、猫が主役の絵本も多数。
今回tempoが紹介した絵本のほかにも、まだまだたくさんの絵本があります。
みなさんのオススメ絵本がありましたら、ぜひ、教えてくださいね。
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