大奥＋猫＝猫奥？！
そんな？？？が飛び交いそうな扉絵に轢かれて手に取った本、『猫奥』をご紹介します。
『猫奥』
猫奥(1) （出典：Amazon）
かごの中にでーんどや顔ですわる猫。
その奥に、気難しい顔をして座る女性。
「猫奥？大奥でなくて？」「何？」と気になってしまいました。
『猫奥』あらすじ ※ネタバレ注意※
山村東によるマンガ作品で、江戸時代の大奥（将軍家の女性専用の区域）を舞台に、猫たちが織りなす物語。
この作品では、実際の大奥の生活に猫が溶け込み、将軍の寵愛を受ける猫や、侍女たちと猫とのユーモラスなやりとりが描かれています。キャラクターたちは猫でありながら、人間のような感情や欲望があり、権力争いや嫉妬、愛憎劇が展開されていきます。
物語は、江戸時代の雰囲気や当時の生活様式を背景にしており、猫の視点で大奥の世界が新たに描き出されています。
江戸時代。大奥に仕える女性たちの多くは、生涯独身であった。そんな彼女たちが、持てあました時間と愛情を注いだ対象、それは――にゃんと、ネコだった!?
ここは女の嫉妬がうずまかない大奥!
猫嫌いキャラが定着し、猫が好きだと言い出せない滝山が、密かに上司の飼い猫・吉野ちゃんを愛でたり愛でれなかったり!大奥に暮らす女と猫の日常を描くゆるモフショートコメディ、開幕!
出典：Amazon
『猫奥』おすすめポイント ３つ
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ユニークな江戸時代の大奥の設定
江戸時代の大奥という歴史的な舞台を、猫たちを主人公にして描くという新鮮な設定が魅力です。猫の視点から見ることで、当時の生活や風俗がユーモラスに描かれており、歴史に詳しくなくても楽しめます。 -
人間ドラマと猫らしさの融合
猫たちが人間さながらに権力争いや嫉妬、友情を見せつつも、仕草や行動が猫そのもので愛らしいです。時には思わず笑ってしまうシーンも多く、猫好きにはたまらないキャラクターたちが魅力的です。 -
美しい江戸風の作画
江戸時代の雰囲気を再現した丁寧な作画が、作品の世界観を深めています。着物の柄や建物、日常小物のディテールまで描き込まれており、歴史情緒豊かな風景と猫の可愛らしさの対比が、見ごたえのあるビジュアルになっています。
猫好きや歴史ものが好きな方には特におすすめの作品です！
著者について 山村 東（やまむら はる）さんのプロフィール
2018年『フク』で第6回THE GATE大賞を受賞。その後、「モーニング」に読み切り『こまとちび』『おのぼり侍』を掲載。江戸と猫をこよなく愛されています。
猫や動物を主人公にすることで、人間社会の縮図や人間らしい感情を描くことに長けており、その手法は『猫奥』でも多くの場面で生かされています。
▼公式X
江戸時代と猫をこよなく愛していらっしゃる・・・
だからこの作品の完成度の高さなんですね！
本の情報 最新刊の9巻は2024/8/22発売
真筆時点で発売している巻を表にまとめました。
| 出版情報 | コミック / kindle版 | |
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1巻 猫奥(1) （出典：Amazon） |
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2巻  猫奥(2) （出典：Amazon） |
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3巻  猫奥(3) （出典：Amazon） |
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４巻  猫奥(4) （出典：Amazon） |
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5巻  猫奥(5) （出典：Amazon） |
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６巻  猫奥(6) （出典：Amazon） |
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7巻  猫奥(7) （出典：Amazon） |
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8巻  猫奥(8) （出典：Amazon） |
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9巻  猫奥(9) （出典：Amazon） |
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まとめ
●登場人物のユニークさ
●猫の表情の豊かさ
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